中小企業診断士アカデミー

中小企業診断士は通信講座?予備校?独学?最短合格までの道しるべを教えます!

中小企業診断士に最短合格する3つのコツ
中小企業診断士に最短合格する3つのコツ

中小企業診断士に
最短合格したい!

中小企業診断士を目指す方であれば、誰しも一度は考えることですよね。

しかし、中小企業診断士は独学でも合格できる試験と言われるが故、勉強法も知らないで独学で試験にチャレンジしてしまうと、「何年かかっても合格できない」という結果になってしまいがち。

診丸
診丸
そうした中、2年で合格した私がおすすめしたいのは、独学費用と同等程度で受講可能な通信講座を利用することです。

まずは、独学費用と同等程度の通信講座を利用すると、なぜ最短合格できるのか?その理由と特徴をお伝えしていきます。

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診断士ゼミナールで
最短合格を目指す
診断士ゼミナール「レボ」

中小企業診断士に最短合格!独学と同等程度で受講可能な通信講座がベストな3つの理由

診断士ゼミナール(レボ)

中小企業診断士に最短合格するためには、当然のことですが試験勉強をしっかりと行う必要があります。

国家試験ですので、生半可な気持ちで受験にトライすると、何年かかっても合格できない・・という想像したくもない結果になってしまいます。

その一方で、独学でも診断士試験に合格されている方も見えます。しかし、独学者の多くの方は2年~3年、またはそれ以上の年月をかけて試験に合格されています。

これには、診断士試験のボリュームの多さや広さに加え、合格するための勉強法が密接に関係しています。

診断士試験はじめ国家資格はどれでも「勝てば官軍」、合格してしまえば「こっちのもの」です。仮に不足している知識があったとしても、合格後に補えば済む話です。

こうした診断士試験や国家資格の特性を考えたとき、「できるだけ早く、できるだけ効率的に勉強をして合格したい」と思いますよね。

大手予備校や通信講座、独学・・・と学習スタイルが数ある中でも、僕が特におすすめしたいのが診断士ゼミナール(レボ)です。

以下、診断士ゼミナール(レボ)がなぜおすすめできるのか、3つの理由を挙げます。

診断士ゼミナールが最短合格できる理由
  1. 診断士ゼミナール(レボ)のテキストは、合格に必要最小限の知識をマスターできる
  2. 診断士ゼミナール(レボ)の講義は、図解多めの解説で無知識からの知識定着が早い
  3. 診断士ゼミナール(レボ)の価格は、独学と同等で受講可能

診断士ゼミナール(レボ)のテキストは合格に必要最小限の知識をマスターできる

診断士ゼミナール(レボ)

テキストは非常にシンプルで、合格に必要な最小限の知識が掲載されています。

また、テキストの体裁もカラーで、身近な例になぞらえた説明が加えられているので診断士試験の初学者にも優しい作りになっています。

長年、診断士試験を受験され残念ながら合格できていない方にも、知識の理解と定着が進むと思います。

診断士ゼミナール(レボ)のテキスト

このように、各論点のあとに実際の過去問や確認問題が掲載されているため、知識のインプットとアウトプットが同時にできるのが非常に良いポイントです。

一方で、大手予備校のようにデザイナーなどにコストをあまりかけておらず、図解やイメージ画像などは診断士ゼミナールのお手製なのでデザインクオリティは高いほうではないです。

「もう少しデザインをこうしたら・・・」という部分がある点は否めませんが、決して理解を妨げるものではないのでご安心ください。

このテキストの最大のメリットは、合格に必要な多頻出・重要論点を中心にした構成になっていることです。

「これだけの知識では不安だから、他のテキストも買おう・・・」

「試験勉強をせっかくやるのなら、全知識をマスターしたい・・・」

と思わず、多頻出な重要論点に絞って勉強するだけで、合格点はとれます。先ほどもお伝えしましたが、国家試験は「勝てば官軍」です。

テキストはスマホやタブレット、パソコンで閲覧可能です。しかし、紙媒体のテキストで勉強したい場合、カラーコピーをするか、印刷テキストをオプションでつけるかのどちらかです。

お勤めの会社などでタダでカラーコピーできる方以外は、手間やコストを考えオプションでつけることをオススメします。

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診断士ゼミナールで
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診断士ゼミナール「レボ」

診断士ゼミナール(レボ)の講義は、図解多めの解説で無知識からの知識定着が早い

診断士ゼミナール

講義は、テキストの理解を早める役割を担っています。

講義の質としては、図解や身近な例を使った説明があり、合格に必要な土台(基礎部分)が出来上がります。

中小企業診断士の松永先生(診断士ゼミナールの運営者)がゆっくりと丁寧に解説してくれます。ゆっくりが故、若干遅く感じますので、1.5倍速もしくは2倍速で聴講すれば、時間短縮につながります。

サンプル講義

Apple社のiPhoneなど実在する企業や商品を使った解説が豊富に盛り込まれています。このように、知識をかみ砕いて説明してくれますので、ただの丸暗記ではなく、頭の中を整理しやすくなり「真の知識定着」につながります。

サンプル講義やテキストは、レボの公式サイト診断士ゼミナール「レボ」でご覧いただけます。

講義動画は、ダウンロード形式になります。

ダウンロードは、ストリーミング再生とは異なり通信料や通信制限を気にする必要はございません。そのため、wifi環境ではなくても通信容量などを気にせずに聴講できるメリットがあります。

その反面、ダウンロードをしなければ見ることができないので、スマホやタブレット、パソコン等の容量が講義動画にとられてしまうデメリットがあります。。

診丸
診丸
スマホやPCの容量をかなりとられますが、診断士に合格するまでの辛抱です(絶対、合格するぞ!)。合格したら動画を完全デリートしてしまえば、問題なしです。どうしても容量が気になる・・という方は、DVDをオプションでつけることもできますのでご安心ください。

ただ、昨今では容量の多い端末やスマホ、タブレットを所有されている方も多いので、容量を気にされない方も多いですね。

診断士ゼミナール(レボ)の価格(費用・料金)は、独学と同等で受講可能

診断士ゼミナール(レボ)

診断士ゼミナール(レボ)の価格は、51,200円~という予備校や通信講座の中でも最安値である点が魅力。

通常価格は、51,200円からですが、今は5,000円OFFのキャンペーンを実施中です。

安くて本当に大丈夫・・・??

という声なき声もあると思います。

しかし、すでにお伝えしているとおり、テキストや講義の質は秀逸で、しっかりと勉強すれば中小企業診断士に合格できる内容となっています。

当然のことですが、テキストや講義の質を落とせば、信頼を失います。テキストや講義は予備校としての商品・サービスですので。

価格が安い理由は、公式サイトで以下のように説明されています。

  • 広告宣伝費をかけていません
    診断士ゼミナールは、広告宣伝費をほとんどかけていません。宣伝費の代わりに価格を抑えることが、受講者の皆様に対する本当のメリットになると考えているからです。
  • 診断士ゼミナールがすべての教材を作成しています
    動画の撮影やアニメーションを含め、すべての教材を弊社で作成しています。動画の撮影スタジオも社内に保有しているので、コストが抑えられます。テキストと完全にリンクした授業ができるのは、診断士ゼミナールがすべての教材を作っているからです。
  • 通信専門です
    診断士ゼミナールは、インターネット専門の通信講座です。通学講座とは異なり、校舎や教室の賃借料、授業の備品などへのコストがかかりません。

ご想像のとおり、TACや大原、LECといった大手の予備校では20万円~30万円かかるところ、広告宣伝費や設備費をかけていないことで、受講料の削減ができています。

グッチのカバンを買うか、機能も品質も同等かそれ以上の高級ブランドではないカバンを買うか・・・の違いです。

https://www.shindanshi-shiken.com/shindanshi-online-hikaku/

独学で診断士を目指そうとしたら、いくらかかる?

では、独学で診断士試験を勉強した場合のコストを考えてみます。

中小企業診断士を独学で勉強されている受験生の多くは、大手予備校のTACさんのスピードテキストを使われています。

そのため、TACさんのテキスト等で独学をしたと仮定して、比較してみます。

TACスピードテキスト

まずはこちらのテキスト。1冊2,700円します。

画像は古いですが、2021年現在は消費増税等もあり1冊あたり2,750円に値上がりしています。

診断士の一次試験は7科目ありますので、テキスト代で19,250円かかります。

TACスピード問題集

次にテキストと連動されているスピード問題集ですが、1冊1,760円です(2021年現在)。7科目合計で問題集代が12,320円かかります。

TAC過去問

最後は過去問集です。1冊1,650円(2021年現在)なので7科目の過去問集代で11,550円かかります。

独学でTACのテキスト・問題集・過去問を一式揃えた場合、テキスト代19,250円、問題集代12,320円、過去問集代11,550円かかり、

合計で43,120円になります。

診断士ゼミナールと独学の違いとは?

診断士ゼミナールの価格は51,200円~ですので、独学で1年勉強した場合と価格差はそんなにありません。

しかし、診断士ゼミナールではテキストや問題集、過去問だけでなく、映像講義があります。その点を考えても、かなりコスパは良いですよね。

差額の8,000円で映像講義を受けることができます。

また、診断士ゼミナールには質問フォロー制度があります。テキストや問題、過去問解説などで質問があれば、講師の診断士である松永さんが答えてくれます。

これは、独学にはないメリットだと思います。

独学では合格までに3年以上かかるケースもあります。小さなお子様をかかえていたり、お仕事で残業が多い方ですと、勉強時間の確保がポイントですよね。

仮に独学で3年間勉強したとすると、先ほどの価格の3倍コストがかかります。つまり、43,120円×3年で129,360円になります。

診断士ゼミナール(レボ)

診断士ゼミナールでは1年で合格を目指すことが前提の通信講座ですが、3年間受講延長無料という制度があります。

1年分の費用を支払うだけで、万が一1年で合格できなかったとしても、残りの2年間はアップデートされた講義やテキスト、過去問などを無料で受講できる制度です。

長期的な学習スタイルはあまりオススメしませんが、そもそも複数年で診断士合格を目指す・・という方にはうれしいサービスですね。

今ではキャンペーン対象期間なので、独学とほぼ同額でテキストや問題集、過去問はもちろん、映像講義あり、質問体制あり、3年延長制度ありを享受できます。

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https://www.shindanshi-shiken.com/rebo-reputation/

中小企業診断士の一次試験に最短合格するには通信講座(通信教育)の言われた通りにすれば良い?

中小企業診断士に最短合格するにはどうすれば?

先ほどから、『診断士に最短合格するためには、通信講座を利用しましょう』とお伝えしてきました。

何も考えず通信講座で受講したとしても合格はできますが、中小企業診断士という試験の特性を理解して勉強法を確立させることで、合格にさらに近づきます

以下、中小企業診断士の1次試験に最短合格するための勉強法として押さえておきたいポイントを3つ、簡潔に説明させていただきます。

勉強法として押さえておきたいポイント
  1. 中小企業診断士の一次試験の特性を知ろう!
  2. 中小企業診断士の一次試験の勉強法はたった1つ!
  3. 一次試験合格に必要な勉強スケジュールを計算しよう!

1.中小企業診断士の一次試験の特性を知ろう!

中小企業診断士試験は、合格率4%の難関国家資格と言われています。

試験内容は一次試験と二次試験の2つです。一次試験の科目をおさらいしておきましょう。

科目名 試験時間 配点 難易度
経済学・経済政策 60分 100点(4点)
財務・会計 60分 100点(4点)
企業経営理論 90分 100点(2点/3点)
運営管理 90分 100点(2点/3点)
経営法務 60分 100点(4点)
経営情報システム 60分 100点(4点)
中小企業経営・中小企業政策 90分 100点(2点/3点)

※配点のカッコ内は、1問ごとの点数。

一次試験には、7科目あり、それぞれ配点100点です。すべてマーク式で700点満点中、6割の420点を獲得できれば合格となります。

ただし、1科目の点数が40点を切っている場合は足切りとなり、科目合格となります。

一次試験は毎年、8月の第1週目の土日(2日間)に行われます。

オリンピックや国の行事などで試験日が変更される場合もあるので、試験日の確認は忘れないようにしましょう。

暗記中心の科目としては、「運営管理」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」です。

一方、理解中心の科目は、「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「企業経営理論」です。

各科目の中でも基礎となる科目は「企業経営理論」なので、まずは企業経営理論から勉強をスタートさせてください。

おすすめの勉強順としては、1.企業経営理論>>2.財務・会計>>3.運営管理>>4.経済学・経済政策>>5.経営情報システム>>6.経営法務>>7.中小企業経営・中小企業政策です。

一次試験の難易度は?

一次試験の特性として、「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「経営法務」、「経営情報システム」の4科目の難易度が非常に変動しやすくなっています。

また、これらの科目の配点は1問4点であり、1問間違えたときの失点はかなり大きいです。

「当たり年」や「はずれ年」があり、こればかりは運です。得点調整(例えば、4点加点など)される場合もありますが、いかに基本的な問題をこぼさずに得点できるかがキーポイントです。
中小企業診断士の科目免除制度

このように、科目合格は便利な制度ではありますが、年度によって科目の難易度にバラつきがありますので、リスクは高いです。

そういった意味でも、基礎的な知識を完璧にして、一発で合格してしまうことが得策です。

「中小企業診断士の合格率は4%」と聞くと、非常に難しい試験と思われがちです。しかし、一次試験の合格率を見ると、平均して20%です。

一次試験だけを考えると、社会保険労務士や税理士、行政書士などの資格と比べて難易度は低いと言えます。

正しい勉強法をもとにしっかりと勉強すれば、誰でも合格できる試験です。

診丸
診丸
ちなみに私は、内申点45点満点中34点、偏差値50程度の私立大学出身ですが、1次試験を一発で合格しました。自己採点で432点でした。700点でも合格ですが、432点でも合格で、二次試験を受験できるという同じ土俵に立つことができます。

https://www.shindanshi-shiken.com/shindanshi-difficulty/

2.中小企業診断士の一次試験の勉強法はたった1つ!

中小企業診断士に最短合格するための勉強法はいたってシンプルです。
頻出論点に絞って過去問を解き続けること!

過去問は「最強の教科書」と表現されることもありますが、その通りです。

1次試験の勉強法ポイント
  1. テキストや講義で基本知識を習得【インプット】
  2. 論点ごとに過去問を解き、知識を定着させる【アウトプット】
  3. 1,2を繰り返す【インプット&アウトプットの繰り返し】
  4. 直前期に試験本番同様に過去問を繰り返し解く

この通りに勉強するだけで、確実に実力アップします。

一次試験のちょっとした勉強のコツを紹介!

その他、ちょっとした勉強のコツを紹介しておきます。私の診断士の師匠から受験前に教えてもらった方法です。

皆さん、エビングハウスの忘却曲線はご存知でしょうか。簡単にいえば、復習をしないと覚えた知識は忘却の彼方へ行ってしまうという理論です。

これは当然ですが、知識を定着させるポイントとしては、「夜に勉強したことを、朝復習すること」です。

夜に講義やテキストで勉強したことを、朝の通勤時間や始業前の時間にアウトプットすることで知識の定着を促進できます。

オススメな方法ですので、ぜひ実践してみてください。

また、「財務・会計」はできれば毎日1問、アウトプットしたほうが良いです。理解中心の科目ですが、忘れやすく練習量が重要な科目です。

診丸
診丸
私の場合は、会社の昼休みには必ず財務・会計の問題を解くと決めていました。

3.一次試験合格に必要な勉強スケジュールを計算しよう!

中小企業診断士の一次試験では、勉強時間の目安として1,000時間必要であると言われます。

一次試験の勉強を開始する時期から試験日まで、勉強時間としてどのくらい確保できるか計算してみましょう。

繰り返しになりますが、一次試験の難易度は他の有名国家資格と比べて低いですが、生半可な気持ちでは合格できません。

勉強時間と知識の定着は決してイコールではありませんが、ある程度の時間を確保しなければ必要な基礎知識の習得は難しいです。

https://www.shindanshi-shiken.com/shindanshi-time/

勉強時間を確保するコツ

参考に、勉強時間を確保するコツをあげておきます。

勉強時間を確保するコツ
  • 会社の昼休みや外出先などのスキマ時間活用
  • 会社に診断士を受験する旨を伝え、理解を促す【可能であれば】
  • 「家族に1年間だけ」と伝え、理解を促す
  • 夜型勉強、朝型勉強のどちらかに決める【小さなお子さんがいる世帯向け】
  • とにかく1年間は診断士の勉強以外我慢する

診断士合格、将来のコンサル姿を常に目標として持ち、診断士試験までの期間は「診断士のことだけ」を考えましょう。

家族と出かけるときも勉強なのです。スーパーに買い物に行ったとき、「なぜ半時計回りが多いのか」、食事に行ったとき、「この戦略は、差別化戦略かも」といった診断士視点を忘れずに日常を過ごしましょう。

診丸
診丸
私の場合は、1月から勉強を始めて、その年の8月の一次試験に合格しました。残業は人並みでしたので、会社の昼休みなどのスキマ時間も活用しながら平日は約3時間~5時間、休日は5時間~7時間、勉強していました。さずがに毎日はコンスタントに勉強できませんが、7ヶ月間を合計すると、800時間くらいの勉強で合格を果たしました。
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中小企業診断士の二次試験は解答が未発表だけど通信講座は意味あるの?

たしかに、中小企業診断士の二次試験では解答が未発表で、誰も正答がわかりません。当然、予備校や通信講座でもわかりません。

また、大手予備校などで模範解答は発表されていますが、その模範解答は時間をかけて作られていて、受験生では絶対に解答できない内容になっています。

診断士合格者として言及しておくと、「よくあんな模範解答を公表するなぁ」という大手予備校も存在します。

しかし、一次試験の独学テキストや参考書はたくさんあっても、二次試験の独学テキストや参考書はあまり市販されていません。

つまり、二次試験の解法は、予備校や通信講座の中でブラックボックス化されています。そのため、独学者ですと二次試験の解法すらわかりません。

「最短合格を目指す」という以前の問題で、解法を理解しないまま勉強することになってしまい、それは、時間のムダです。

ですので、二次試験の解き方や考え方の基本を理解するという意味で、通信講座を受講する意義は大いにあります。

まずは、一次試験を突破する!」ことだけを考えることが大切ですが、二次試験について押さえておきたい重要なポイントを2つだけ、簡潔に説明させていただきます。

勉強法として押さえておきたいポイント
  1. 中小企業診断士の二次試験の特性を知ろう!
  2. 中小企業診断士の二次試験の解き方をマスターしよう!

1.中小企業診断士の二次試験の特性を知ろう!

試験内容 概要
事例Ⅰ 組織・人事を中心とした診断・助言
事例Ⅱ マーケティング・流通を中心とした診断・助言
事例Ⅲ 生産・技術を中心とした診断・助言
事例Ⅳ 財務・会計を中心とした診断・助言

二次試験は、与えられた文章と設問をもとに解答を記述する筆記試験です。筆記試験の合格者には口述試験(面接)があります。

口述試験は、ほぼ100%の確率で合格できます。そのため、筆記試験のポイント・解き方・考え方をとにかくマスターすることだけを考えましょう。

二次試験に関しても、一次試験の基本的理解があれば十分対応可能です。

二次試験では、一次試験で習得した基礎的な知識を活用して、どのように企業をコンサルしていくかを問われる試験です。

極端な表現ですが、二次試験では一次試験の「企業経営理論」、「運営管理」、「財務・会計」の基本的知識があれば、合格は可能です。

つまり、一次試験も二次試験もいかに基本的な知識を理解し、それらが活用できるかがポイントです。

ここでいう基礎知識とは、戦略論、組織論、マーケティング・ミックス、生産、財務・会計の基礎知識のことです。

2.中小企業診断士の二次試験の解き方をマスターしよう!

二次試験は、「読む力」、「考える力」、「書く力」が必要になります。

中小企業診断士の二次試験は、国語の試験です。国語の試験ではありますが、昨今の試験傾向を見ますと一次試験の基礎知識を使った分析能力を問われるケースが増えています。

しかし、解き方の結論はたったの1つです。

「問われたことに問われたように解答すること!」

これだけは絶対に覚えておいてください。

一例ですが、「組織上の課題を答えよ」という設問の場合は、「組織上の課題は、1.組織構造面で・・・、2.組織文化面で・・・、ある。」といった解答内容にしないとNGです。

この設問に対し、戦略を答えたり、売上をあげる方策を答えていては0点になります。

重要なのは、一次試験に合格後、予備校や通信講座から教えられたとおりに二次試験の過去問を解いていくことです。

二次試験に必要な要素
  • 二次試験の基本的な解き方を知る
  • 問われたことに問われたように解答する
  • 一次試験の基礎知識を理解していること
  • 大手予備校の模範解答はあまり参考にしないこと
  • 「一次試験知識で要約」、「題意・制約条件を守る」、「切り口を使う(多面的に答える)」

上の項目を見てもわからない点もあるかと思います。こういった内容を通信講座や予備校で教えてもらえます。

診丸
診丸
私は残念ながら、1年目の二次試験はダメでした。2年目に二次試験の基本(一次試験の復習)と考え方(一次試験の知識の活用)を理解したことで合格することができました。ちなみに、二次試験の解き方については、当サイトの各記事で詳細に解説していますので、一次試験合格後にご覧ください。
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中小企業診断士の最短合格のための勉強法で注意しておきたいポイント

中小企業診断士の勉強法で注意しておきたいポイント

先ほど、「過去問は最高の教科書」という表現をしましたが、過去問ばかりをがむしゃらに解いても、基本的知識の定着は難しいです。

重要なので繰り返しになりますが、診断士試験は「基礎知識問題をとことん繰り返しやり続けること」が大事です。

1次試験の勉強法でもご説明しましたが、

  1. テキストや講義で基本知識を習得【インプット】
  2. 論点ごとに過去問を解き、知識を定着させる【アウトプット】

・・・この繰り返しが重要です。

1次試験の直前期である6月くらいまでは、このやり方のみを実践しましょう。二次試験対策は、余裕のある方であれば同時並行でも良いですが、一次試験終了後に取り組んだほうが良いでしょう。

過去問だけでは不安なので、問題集や参考書、関連書籍もたくさん買ったほうが良い?

結論は、ムダです。

独学であれば、独学用のテキストに応じた問題集を、予備校や通信講座であれば付属している問題集のみをとことんやりましょう。

決まったテキスト、問題集、過去問をとことんやり込むこと【目安:5回転】

あれもこれもと問題集や過去問を買い漁ること

テキストでわからない点は関連する参考書で補足すると考えている受験生も多いですが、やめましょう。

決められたテキストと問題集、過去問を完璧にすることだけを考えましょう。あれもこれも手を出しますと、すべてが中途半端になってしまい、合格が遠のいてしまいます。

中小企業診断士の独学は最短ではない!時間もかかるが、コストもかかる

重要なので繰り返しになりますが、独学は時間もコストもかかります

独学ですと、当然ですが講義はありません。そのため、自分でテキストを読みこみ、理解してアウトプットしていく必要があります。

わからない点があれば、誰にも質問できず、ググるか関連書籍を購入するしか手がありません。

しかも、先ほども説明したように独学用のテキストや問題集、過去問を買うだけで通信講座の費用となんら変わらなくなります。

https://www.shindanshi-shiken.com/dokugaku-yobiko/

https://www.shindanshi-shiken.com/shindanshi-cost/

中小企業診断士に最短合格する方法は他にもある!それぞれのメリット・デメリット

中小企業診断士に最短合格する方法

他にも中小企業診断士に最短合格する方法があります

  • 診断士の養成課程に通う
  • 信用金庫に転職する

診断士を目指している人の中では、「試験を受けずに診断士になれる方法」をお考えになったことがあるのではないでしょうか?

しかし、それにはメリットもありながら、デメリットもあります。以下、簡潔に診断士取得方法別のメリット・デメリットをご案内します。

人脈はできるが、コスト負担大の「養成課程」

受験を避けるために、真っ先に思い浮かぶのが「診断士の養成課程」です。

診断士として独立を考えている場合は、人脈は非常に大事です。診断士の特性として、チームで仕事をするケースが良くあります。

診断士のみのチームもあれば、他士業も混ざったチームなど様々です。人脈をつくっておけば、
「あの先生を誘ってみよう」
「あの先生ならこの事例は得意だろう」
「養成課程で一緒で真面目な先生だから大丈夫だよ」
・・・などチームに加わったり、紹介されたりする場合があります。

つまり、仕事をくれるということです。

養成課程では、担当講師や仲間と人脈を形成できるといったメリットがあります。

その一方、養成課程に通うにはお金がかかるといったデメリットがあります。

ざっと200万はかかると思ってください。しかも、養成課程は二次試験を免除するためのもので、一次試験に合格していないと通えないというデメリットもあります。

さらに、試験合格者だから人脈ができない!・・・ということはありません。

試験合格後は、実務補習を通じて現役診断士や診断士合格者と知り合えますし、各地区にある診断協会の研究会などに入会すれば、人脈形成も可能です。

そのため、養成課程出身だからと言って優遇されるわけではなく、差し引きで考えるとデメリットの方が大きいというのが実情だと思います。

コストはかからないが、生活リズムが変わる「信用金庫転職」

近年では、信用金庫の職員で中小企業診断士を持たれている方が増えてきています。

信用金庫に転職することで中小企業診断士の資格を取得できます。

信用金庫では、予備校や通信講座に通う費用の助成や、一次試験合格者に対しては中小企業大学校に通う費用を捻出してくれるところもあります。そのため、お金の面でメリットが大きいです。

※すべての信用金庫ではないので注意が必要です。

また、診断士を持っていると信用金庫では本部に配属されるケースが多いです。出世コースに乗るのは間違いないでしょう。

その一方、「転職」という生活リズムが変わるリスクがあるといったデメリットがあります。

「転職」→「独立」という道もありますが、そもそも転職を考えていない方には家族の負担なども考慮すると、信用金庫への転職は現実的ではないと言えます。

そのため、中小企業診断士に合格するためには、通信講座(予備校)か独学の2通りが最短合格を目指す現実的な方法でしょう。

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診断士ゼミナールで
最短合格を目指す
診断士ゼミナール「レボ」

当サイトがオススメする中小企業診断士になるための最短合格への道!通信講座「診断士ゼミナール(レボ)」はこちら!

診断士ゼミナール

最短合格するためのおすすめの方法は、診断士ゼミナール(株式会社レボ)を活用することです。

  • 独学と同等価格で、Web講義とテキスト、問題集、過去問が手に入る
  • カリキュラムに従って、合格するための勉強法を確立できる
  • 診断士に特化しているため、ノウハウが凝縮されていて、質問もし放題!

中小企業診断士に特化して、一次試験・二次試験の両方のカリキュラムを揃えているのは診断士ゼミナール(レボ)のみです。

大手予備校に通う費用がなく、独学で学習しようと考えている受験生の皆さん。診断士ゼミナールでは、独学と同じかそれ以下の価格で、しっかりとしたカリキュラムで勉強できます。

診断士試験は大手だからといって、短期間で合格できる試験ではありません。むしろ、大手は総花的な知識を習得するためのテキストになっていて、勉強時間をかなり確保できる方でなれけば全ての知識を吸収することができません。

診断士ゼミナールの通信講座を利用して、しっかりと勉強すれば中小企業診断士になる夢がグンっと近づくと思います。

診断士ゼミナール(レボ)の1次問題演習講座が使い勝手が良い

1点だけ、伝え忘れていた内容がありました。

それは、1次問題演習講座の使い勝手の良さです。

論点別・科目別に過去問を分析・セレクトして、映像講義でインプットした基礎的な知識をアウトプットできる教材が「1次問題演習講義」です。

これだけでも受講する価値があります。

診丸
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合格するための勉強法で肝となる、「基礎知識のインプット&アウトプットを繰り返すこと」を実践できる内容になっているのでオススメです!
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