こういった疑問にこたえます。
- まずは、中小企業診断士の一次試験の概要を知ろう!
- 【独学者向け】中小企業診断士の一次試験のおすすめテキストと過去問は?
- 中小企業診断士の一次試験におけるテキストの使い方【勉強法】
- 中小企業診断士の一次試験における論点別問題集と過去問の使い方【勉強法】
中小企業診断士の一次試験は、過去問を勉強をすれば合格する試験だとよく言われます。私はこれには大賛成です。
しかし、やり方を間違えるとなかなか合格できない、なんてこともあります。そういった受験生を数多く見てきましたので。
そこで、独学で診断士試験の受験を目指す方が、テキストや過去問、問題集の購入で失敗しないようにオススメを紹介しながら、合格するための超シンプルな勉強法をお伝えします。
目次
中小企業診断士一次試験の概要
中小企業診断士の一次試験は、「経済学・経済政策」、「財務・会計」、「企業経営理論」、「運営管理(オペレーション・マネジメント)」、「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」の7科目あり、合計で700点満点です。
6割を取れば合格なので、420点で合格できます。
ただし、4割未満の科目があると足切りになります。7科目と科目数も多く、幅が広いため、勉強当初は知識が定着するか不安ですよね。
しかし、一次試験の勉強法はただ一つ。
テキストを各科目一冊買って、読んで、過去問を解く、ただこれだけです。

【独学者向け】中小企業診断士の一次試験のおすすめテキストと過去問は?
仕事をしながら、残業も人並みにしながら、独学で最短合格を目指すにはコツが必要。
勉強法を間違えると、何年経っても合格できません。
闇雲にテキストや過去問を購入したり、勉強したりするのではなく、必要なテキストや過去問を買って、最短合格に必要な勉強法を実践することが大事です。
独学者が購入すべきテキストと過去問
いきなり結論ですが、テキストや過去問はTACのものを購入しておけば問題なしです。。
予備校や通信講座を使わない方は、市販のテキストを購入しなければなりません。
市販されているテキストや過去問は、TACや大原、LECといった大手予備校のものがほとんどです。いずれのテキストも総花的に知識が詰め込まれています。
一次試験では基礎知識を中心とした最低限の知識だけで合格はできますので、市販のテキストで勉強するのは少し効率が悪いのは確かです。
覚える知識量が必然的に多くなるため、時間がかかるデメリットはあります。
さらに、膨大な知識を覚えられず「あやふやな知識で受験」といった現実になる場合もございます。
そういったことを考えると、ある程度の勉強時間を確保できる方ではないと、はっきりと言って合格は厳しいです。これが現実だと思います。
しかし、独学でも合格されている方は多数見えます。独学者で合格されている方の多くはTACの市販教材を使われています。
理由は以下。
- 知識量が豊富 → 安心感
- 大手だから → 安心感
- みんな使っている → 無難
一番大きな理由は口コミやいろんなサイトを見て、TAC教材をみんな使っているから「無難なので買おう」という点ですね。
独学者で勉強時間を確保できる方であれば、TACの教材を買っておけば良いでしょう。
一次試験で予備校(通信講座)を活用するなら、レボがイチオシです。理由は、1次問題演習講義の使い勝手が良いからです。
しかも、独学とほぼ同等程度の価格で講義を受けられるので、知識の理解と定着スピードが速くなります。
では、TACの市販テキスト、問題集、過去問集をご紹介していきます。
TACのスピードテキスト
市販されているどのテキストよりも情報量は多いです。覚えるのは大変ですが安心感を得られます。このテキストをもとに過去問を使って、重要論点部分を繰り返し解く方法が良いでしょう。
TACの過去問題
過去問自体は問題は変わらないので市販されているものであればどれでも良い気がしますが、解説やテキストの見直しを重要視すべきですので、TACで統一するのがベストです。
TACのスピード問題集
優先順位は低めですが、ある程度勉強時間を確保できる人であれば、購入しておくと良いでしょう。テキストと紐づいていますし、知識の定着度を知るためには良い問題集です。
中小企業診断士の一次試験に最短合格するためには必須です【独学者は買っておくべき】
中小企業診断士を独学で目指す人は、この科目はあの予備校とか科目などによって購入するテキストや過去問を変えるのは賢明ではありません。そのため、すべてのテキストや過去問を1つの予備校のもので揃えましょう。
あれこれ手を出すことは禁物です。
ただ、唯一、絶対に購入していただきたい過去問集があります。
それは、過去問完全マスター。論点別に過去問をまとめた書籍で、独学者向けには最強の過去問集です。
論点別の過去問集の過去問完全マスターの詳細を知りたい場合は、こちらをぜひチェックしてみてください。

中小企業診断士の一次試験におけるテキストの使い方【勉強法】
勉強法としては、まず、「テキストを読む」ことです。
資格試験の正攻法として、よく、テキストより問題が先と言われますが、まずテキストを読んで、スキマ時間の活用や勉強に慣れましょう。じっくり読まなくても良いです。覚えている覚えていないにかかわらず、論点ごとに読み進めましょう。
論点ごとで勉強しよう
テキストで、論点を一つ終了したら、論点別問題集(過去問)で問題演習をします。知識の定着の確認です。
これを繰り返し行い、1科目を終了します。とりあえず、企業経営理論の1科目をまず終えてしまいましょう。覚えている覚えていないに関わらず、「勉強している」感覚になるので、モチベーションも上がります。
勉強する順番
最初に取り組む科目は、絶対、企業経営理論です。
企業経営理論は、中小企業診断士の中核を担う科目です。すべての科目の前提にもなります。
また、最後に取り組む科目は、絶対、中小企業経営・中小企業政策です。
この科目の勉強は苦痛です。
一気に覚えて一年で合格するのがベスト!
その他の科目の勉強順は個人の好みで結構ですが、以前、東大生がテレビで発言していましたが、暗記科目より理論的な科目をまず勉強すると良いと言われていたので、企業経営理論の次は財務・会計あたりがオススメです。
1科目目の企業経営理論を終えて、その他の科目についてテキストを論点ごとに勉強したら、次は異なる科目の論点を勉強する、そんな感じでも飽きがこなくて続けられると思います。
7科目あるので、1時間~2時間毎に異なる科目を勉強すると、新鮮で勉強に対する苦痛をあまり感じなくなると思います。
中小企業診断士の一次試験における論点別問題集と過去問の使い方【勉強法】
すべての科目のテキストを一通り終えたら、論点別の問題集(過去問)を繰り返し繰り返し解きます。
解説をじっくりと読み、テキストや解説で確認しながら、ひたすら繰り返し解きましょう。
2回転~3回転はしたいです。
仕事をしながらでもできます。
そして、ある程度、時間を確保できる日であれば、時間を図りながら過去問にチャレンジしましょう。解くだけではなく、解説を読みながら周辺論点の復習をしましょう。
直近のものから解こう!
過去問を解く際、直近の過去問からチャレンジするのが良いです。
少しずつ出題傾向も変化してきているので、少なくとも直近5年分は必ず解いてください。3回転はしましょう。論点別の問題集で過去問を解いているので、同じ問題が出てきて、再度復習もできます。
正解不正解よりも解説だ!
解説には、周辺論点の知識も書かれています。必ず、解説はすべて読み、復習するようにしましょう。
過去問を購入する場合、問題と解説が分かれているもののほうが復習しやすいです。問題を見ながら解説を読むことができます。
試験の前日まで、以上のことを繰り返し繰り返しやるのみです。これで一発で合格できます。断言します。
まとめ:中小企業診断士の一次試験は購入するテキストと勉強方法を間違えないようにしよう!
独学者の一次試験の始まりは、TACのテキストから。勉強方法を間違えず、まずは第一歩を踏み出すことが大事ですね。勉強しなければ診断士には合格できません。断言します(断言するまでもない笑)。