中小企業診断士のコンサルKINGです。
私は、中小企業診断士試験を2年で突破して、一次試験は約7ヶ月の勉強で一発合格しました。
ちなみに使った通信講座は、診断士ゼミナール(レボ)です。
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しかし、通信講座を受講したからと言って必ず合格できるものではありません。
むしろ、通信講座を使わなくても中小企業診断士は独学でも合格できる試験です。
かと言って、独学者の合格率が高いのかと言えば、決してそんなことはなくて、ほとんどの方が予備校や通信講座に通っていますよね。
それでも私みたいに7ヶ月の勉強、むしろそれよも短期間の勉強で合格できる方、一方、何年経っても合格できない方などなど、受験生の受験歴は様々です。
そこで、合格するために重要なのは通信講座の使い方やメリット・デメリットを押さえておくことです。また、勉強スケジュールや合格目標なども併せて押さえておくと良いでしょう。
この記事では、通信講座のメリット・デメリットに加え、受験勉強開始時期の注意点なども述べていて、合格を確実なものにするには重要な内容になっています。
目次
中小企業診断士の通信講座のメリット・デメリットを知りたい
では、まず中小企業診断士の試験勉強で通信講座を使う際のメリット・デメリットを一般論を交えつつご紹介しておきます。
まずはメリットから。
通信講座のメリット
メリットは3つあります。
- 金銭投資 → モチベーション維持
- 講義つき → 学習理解のスピードアップ
- 決まったカリキュラム → 勉強習慣の確立
それぞれ簡単に説明していきますね。
1.金銭投資→モチベーション維持
これはイメージわきやすいと思いますが、通信講座に一定額の金銭投資をするので、「勉強頑張らなければ・・・」というモチベーション維持ができます。
国家試験ですので、結構な勉強量をこなす必要があるので、モチベーションの維持・向上は大事ですね。
また、通学という手段もありますが、はっきり言って通信講座の方が良いです。通学する時間もムダですし、倍速再生など通信講座の方が時短できますから。
2.講義つき→学習理解のスピードアップ
独学では、講義はありません。
一方、通信講座では講義があるため、学習理解のスピードアップを図ることができます。また、わからない論点の丸暗記を抑制でき、理解度アップにつながるメリットもあります。
さらに、通学と比較した場合は、通信講座では講義を1.5倍速、2倍速再生ができるので時短にもなります。
3.決まったカリキュラム→勉強週間を確立できる
独学では、自分の好きなように勉強できるのかもしれませんが、自分で自分をマネジメントしないと勉強習慣を確立することが難しいです。
一方、通信講座では合格までの勉強スケジュールと学習順、習熟度チェックなど、決まったカリキュラムがあるため、勉強のリズムをつかみやすいです。
国家資格に何度も合格したことのある勉強に慣れた方であれば不問なメリットですが、自ら勉強習慣を身につけることに慣れていない方には通信講座はオススメです。
通信講座のデメリット
では反対に、通信講座のデメリットを紹介します。
通信講座のデメリットは3つあります。
- 講義を視聴して勉強した気になってしまいがち
- 費用がかかる→事情により勉強できなくなったときのリスクあり
- 勉強開始時期に注意する必要がある
それぞれ簡単に説明していきます。
1.講義を視聴して勉強した気になってしまいがち
これはよくあるデメリットです。
通信講座の講義はわかりやすいため、講義を見ただけで学習理解が深まり、「知識を吸収できた」と勉強した気になってしまいます。
すぐに該当論点をアウトプットして復習される方であれば問題なしですが、そのまま復習せずにどんどん講義を見始めてしまうと、いざアウトプットするとき、問題に太刀打ちできない現実が待っています。
そうならないためには、「講義視聴→すぐアウトプット復習」を心がけるようにしましょう。
2.費用がかかる→事情があり勉強できなくなったときのリスクあり
通信講座は費用がかかるが故、勉強のモチベーションには持って来いですが、家庭や仕事の事情で勉強できなくなってしまった場合のリスクはありますね。
例えば、海外転勤で試験日に日本に戻れないとか・・・。
ただ、通信講座の価格帯も5万程度~30万弱と幅が広いので、選択する通信講座によってはそんなにリスクを感じない場合もあるでしょう。
3.勉強開始時期に注意する必要がある
多くの通信講座は、1年から1年半を受験勉強期間として設定しています。
しかし、いざ勉強を始めようと思っても、その時期により、すでに通信講座のカリキュラムがかなり進んでいる場合や、また、カリキュラムが開講されていない場合も多いです。
勉強期間を考えずに通信講座を受講してしまうと、
- 試験日までに間に合わない
- 翌年の試験合格を目指すには再度受講料を支払わなければならない
など、時間やコストの面でリスクがある場合があります。
中小企業診断士の勉強開始時期はいつが良い?勉強開始時期にあわせたおすすめの通信講座は?
中小企業診断士試験は毎年1回、一次試験は8月、二次試験は10月にあります。
中小企業診断士試験は国家試験であるため、「今日勉強して明日すぐ受かる」という甘い試験ではありません。
そのため、ある程度の勉強期間が必要になってきます。
目安としては約1,000時間の勉強時間が必要ですが、どのくらい前から勉強を始めれば合格ラインに近づくのか正直わからない方も多いですよね。
そこで、受験開始時期別に見た場合、
- 受験目標とすべき診断士試験はいつなのか?
- 勉強開始時期別でおすすめの通信講座に違いはあるのか?
についてご紹介していきます。ここ、結構重要です。
合格目標とする試験年度が変わってくる勉強開始時期は、大きく2つ。
- 勉強開始時期が2月よりも前の場合
- 勉強開始時期が2月以降の場合
では、それぞれ説明していきます。
1.一次試験の勉強開始時期が2月よりも前の場合
最初に結論です。
勉強開始時期が2月よりも前の場合は次の8月の一次試験を受けよう!
診断士の通信講座は、先ほども述べたとおり、試験日の約1年から1年半前に開講されることが多いです。
そのため、一次試験の施行日である8月くらいから勉強を開始される方であれば、どの通信講座でもそんなに時間的、コスト的リスクは変わりません。
一方で、年が変わり、1月や2月になって「中小企業診断士を取得しよう」と志す方も多く見受けられます。
3月に入る前に少しでも診断士の勉強を開始できる方は、その年の診断士試験の受験を目指して頑張りましょう。
ただし、1月、2月から勉強を開始される方は、正直、同年に受験することは結構ギリギリなラインです。独学では厳しいです。
そのため、通信講座を使っていかに効率的に勉強することが大事になってきます。
こちらで紹介している予備校や通信講座から選択すれば失敗はしないでしょう。

2.一次試験の勉強開始時期が2月以降の場合【注意点あり】
先ほどから「2月」という月を強調していますが、年が変わり、その年の試験に合格しようとしている方の試験勉強開始時期のボーダーラインは、2月だからです。
なぜか?
理由は簡単で、
合格するために必要な知識を吸収するだけの勉強時間を確保することが常識的に難しいから。
単純に考えて3月から勉強を開始した場合、同じ年の診断士一次試験までの期間は実質5ヶ月です。
1ヶ月30日換算しますと、5ヶ月で150日。合格に必要な勉強時間1,000時間を150日で割りますと、1日あたり6~7時間の勉強が必要になります。
学生ならまだしも、サラリーマンでは常識的に無理ですよね。子育て世帯や残業多めの方ですとなおさらです。
そのため、3月以降に勉強を始めようかなと考えている受験生は、同じ年の試験合格は諦めて、次年の試験で完全合格を目指しましょう。
ただ、ここで注意点があります。
3月以降になってしまったため、1年プラスアルファの勉強期間で合格を目指そうと6月~8月くらいから勉強を開始しようとしても、通信講座が開講していない場合が多いです。
メジャーな通信講座の1年コースの開講は早くて8月、遅いと9月や10月というところも多いです。
そのため、せっかくの勉強期間を短縮せざるを得なくなってしまいます。
せっかく、3月くらいから勉強を始めようと決意したのに、開講までの時間が非常にもったいないです。5ヶ月が無勉になりますから。
でも3月からはどうせ同じ年の試験に間に合わないし、通信講座を受講するのは1年の受講料がムダになってしまう・・・なんて考えてしまいます。
ここがまさに・・・落とし穴!
実際、3月くらいから次年の試験合格を目指して勉強すれば、忙しく働くサラリーマンであっても少しずつ勉強していくことで、体力的にも時間的にも余裕をもって試験に臨めます。
そういった勉強スタイルを望んでいる社会人の方は結構多いです。
しかし、通信講座の多くは再受験割引などを提供していますが、それでもそれなりに費用はかかってきてしまいます。目安で言えば、1年目の受講料全額と2年目の受講料が2割~3割引き程度。
そんな社会人の大きな味方になってくれるが、当サイトもオススメしている「診断士ゼミナール」です。
私も利用して7ヶ月の勉強で一次試験を一発合格できた通信講座なのですが、診断士ゼミナールは「3年間受講延長無料制度」があります。
3月くらいから診断士ゼミナールを受講すると、キャンペーンもやっていますし、同じ年の試験合格が難しくても、3年間は1年目に支払った受講料だけで無料受講できてしまいます。
同じ年の試験に合格できれば「儲けもの」ですし、不合格であっても翌年の試験対策用にアップデートされたテキストや問題集、過去問を無料で使えるので利便性バツグンです。
子育て世帯や残業が多いサラリーマン、日々の勉強時間を出来るだけ少なく無理なく合格を目指したい方などには非常にマッチする通信講座だと思います。
3月以降に勉強を開始して、少しでもムダな時間を作りたくない方は「診断士ゼミナール」を選択しましょう。
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診断士ゼミナールの評判や口コミが気になる方へ
とはいっても、診断士ゼミナールは本当に信頼のできる通信講座なのか、気になるところです。
現に、診断士ゼミナールを使って合格した私がオススメしているので、信頼性は担保できているのかなと思いますが、
他の合格者や実際の受講生に評判や口コミを調査しましたので、気になる方は以下をチェックしてみてくださいね。

まとめ:中小企業診断士試験では通信講座のフォロー体制をうまく活用して、ムダな時間を無くそう!
最後にポイントをまとめておきます。
中小企業診断士の通信講座のメリット・デメリットを紹介してきましたが、最も大事なことは、以下の3つ。
- 通信講座は講義があるからと言って油断せず、講義視聴→アウトプットを必ず行うこと
- 勉強開始時期にあった試験年度に受験し合格すること
- 勉強開始時期が微妙だからと言って勉強を先延ばしにしないこと