中小企業診断士について紹介しています。
プロフィールでもご紹介しているとおり、私は中小企業診断士試験に2年で合格しました。ちなみに、一次試験は7ヶ月の勉強で一発合格を果たしました。
このサイトは、中小企業診断士の受験生、中小企業診断士のためのサイトです。
受験生が最短合格できるように、また、中小企業診断士が活躍できるように当サイトを通じて有益な情報を提供しています。
こちらでは、私がどんな気持ちでこのサイトを運営しているかを綴っていますので、ご覧いただいていない方は時間のあるときに読んでいただけると幸いです。

前置きはこのくらいにして、私見を交えながら試験合格という着眼のもと中小企業診断士について紹介したいと思います。
中小企業診断士とは?何?
中小企業診断士の試験勉強をするうえで、中小企業診断士とは何者かを理解することは大事です。じっくり読む必要は全くないので、サラッと読んでいただければと思います。
中小企業診断士の制度
中小企業診断士について、一般社団法人中小企業診断協会のサイトで、以下のように制度説明がされています。
中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。法律上の国家資格として、「中小企業支援法」第11条に基づき、経済産業大臣が登録します。
中小企業診断士制度は、中小企業者が適切な経営の診断及び経営に関する助言を受けるに当たり、経営の診断及び経営に関する助言を行う者の選定を容易にするため、経済産業大臣が一定のレベル以上の能力を持った者を登録するための制度です。
中小企業基本法では、中小企業者が経営資源を確保するための業務に従事する者(公的支援事業に限らず、民間で活躍する経営コンサルタント)として位置づけられています。
経営コンサルタントは、無資格でもできます。
名刺交換すると、無資格であっても肩書に経営コンサルタントと書かれている方もいます。また、中小企業診断士の有資格者であっても、中小企業診断士は現場を知らないからダメだと揶揄する方もいます。
しかし、私は大・大・大反論します。
なぜか?
現場を知っているメリットもあれば、現場を知らないメリットもあるからです。
その道のプロになると、客観視できなくなったり、顧客の考え方と現場のプロの考え方にギャップが生じたりします。
中小企業診断士として名乗るかは別として、経営に対する考え方や診断、助言スキルを磨くうえでは、中小企業診断士試験の受験及び資格を取得する意義は大いにあります。
揶揄する方は、きっと、中小企業診断士試験を受験したことのない方が多いでしょう。試験の内容を知らない方に何を言われてもへっちゃらですよね。
経営の根幹である理論がないのとあるのでは、論理展開の妥当性等の観点からも大きく違います。
一方で、資格ありきで自分を売らないという方は、あえて中小企業診断士の肩書を隠す方も見えます。つまり、考え方は人それぞれですが、中小企業診断士の試験を勉強することは、全く無駄にはなりません。
例え、仕事が全く別のものでも、仕事の実務において診断士としての考え方が大変役に立ちます。
AIやIoTの台頭よろしく、こういった理由により中小企業診断士が社会人にとって人気のある資格になっている要因の1つなのだと思います。

中小企業診断士の業務とその役割について
中小企業診断士の業務とその役割については、一般社団法人中小企業診断協会のサイトで、以下のように説明されています。
中小企業診断士の業務とは?
中小企業診断士の業務は、中小企業支援法で「経営の診断及び経営に関する助言」とされています。
「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」が主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。
以上の文章は、特に中小企業診断士の二次試験で求められるスキルについて書かれています。
中小企業診断士とは、診断士という資格名にもなっている通り、中小企業の診断が1つの業務です。
診断とは、簡単に言えば、企業の現状分析です。中小企業診断士は、企業の現状をまず知って、どういう状況かを診断することで、経営に関する助言をします。
中小企業診断士の二次試験でも、
- 診断をする
- 診断をもとに助言をする
という構造を理解しておいてください。
その診断および助言をするうえで、必要な知識を定着させるのが一次試験の役割です。
中小企業診断士の役割とは?
中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。
診断協会のHPではこのように言及されています。
中小企業診断士の試験というよりはむしろ、取得後の実務に近い内容です。実際、私も実務において、金融機関や行政とのパイプもしておりますし、毎年のように変更される国の制度を理解し、企業に対し最新情報の提供や有益な情報提供及びそれに基づいたコンサルを行っています。
経営計画は単年度で終わるものではありません。市場環境は日々変化しています。企業に寄り添い、企業が成長できるように支援をしていく、それが中小企業診断士の使命であると思います。

まとめ:中小企業診断士とは、世間の注目の的
中小企業診断士はこれからも世間から注目される資格です。
副業トレンドのある中でも、今後生き残れる資格として中小企業診断士が着目されています。
診断士は1つの国家資格ではありますが、100社あれば100通りのコンサルがあるように、診断士であってもそれぞれ専門分野も違えば、コンサルスキルも違います。100人いれば、100通りの診断士が存在します。
それだけ、診断士はいろんな可能性を秘めた資格であると思います。
このサイトを通じて、一人でも多くの方が診断士を受験し、診断士として活躍されることを願います。