中小企業診断士のコンサルKINGです。
中小企業診断士の二次試験合格に向け独学で勉強しているけど、自分の解答が合っているのかわからない・・・。
そもそも二次試験ってどうやって勉強したらいいの?
こんな風に感じている受験生も多いと思います。私も二次試験は独学で勉強したので、この気持ちすごく分かります。
そこで、二次試験を独学で勉強する受験生のために、勉強方法というか対策的なアドバイスをしたいと思います。
▼ふぞろいな再現答案は必読です▼
目次
中小企業診断士の二次試験独学者におすすめの勉強法
記事タイトルにもあるように、中小企業診断士の二次試験対策のヒントは、AASのホームページにあります。
AASとは、中小企業診断士の二次試験対策を専門とする予備校です。
AASのホームページは宝の山?

上の画像をご覧のとおり、AASのHPには、合格体験記と同時に合格者の再現答案が掲載されています。
冒頭でも「ふぞろいな再現答案」を紹介しましたが、二次試験に合格する秘訣は、合格者の答案を参考にすることなんです。
しかも、AASのHPでは、平成16年から最新試験までの再現答案が掲載されています。これを使わない手はないです。
でもここで、ふと疑問に感じる方も見えるかもしれません。
AASが教える二次試験の解き方は、妥当性が高いの?
AASが教える二次試験対策とは?
中小企業診断士である私の立場から、結論を先出しするなら、
「AASの二次試験の教え方は妥当性が高いです」
その理由としては、
- 中小企業診断士専門校で中小企業診断士が講師だから
- 模範解答が受験生でも書ける内容になっているから
- 組織・マーケティング・生産の3事例の考え方が素晴らしいから
・・・この3つの点があげられます。
理由1:中小企業診断士専門校で中小企業診断士が講師だから
一次試験(二次試験も)では中小企業診断士に特化した通信講座「診断士ゼミナール(レボ)」が人気です。
それと同様、AASは中小企業診断士二次試験に特化していて、講師も中小企業診断士であるので、教え方に妥当性が高いです。
「中小企業診断士としての考え方を知る=中小企業診断士合格」ですので、診断士専門校を選択することは合格までの最短ルートをたどると考えます。


理由2:模範解答が受験生でも書ける内容になっているから
私が二次試験を勉強していた当時、感じたこととして、
TACの模範解答のとおりには、絶対に書けないな!
です。
当時は大手予備校の模範解答を参考にしていて、勉強の仕方はさっぱりでした。しかし、「ふぞろい」とAASの「模範解答」を購入したことで考え方が変わりましたね。
ふぞろいの再現(合格)答案やAASの模範解答なら自分でも書けそう!これなら合格できるかも!
という合格できる可能性はあると自信につながったのです。ただ、コストはかかりますのでAASの模範解答のご購入はご自身の判断でお願いします。
理由3:組織・マーケティング・生産の3事例の考え方が素晴らしいから
模範解答の購入したおかげで、AASの二次試験における考え方が理解できました。
ちなみに私はその考え方に結構影響を受けていまして、このサイトでも二次試験の解法として記事をアップしています。
診断士試験に合格すると診断士に登録するための実務補習を行うのですが、その実務補習でもこのサイトやAASで教えている二次試験の考え方が非常に役に立ちます。
ただ、財務事例に関しては少し弱いのかなという印象があります。
しかし、財務事例はどの予備校の模範解答もそんなに遜色ないのが正直なところです。
模範解答を購入され考え方を学ぶのも良し、このサイトで二次試験の解法も学ぶのも良し、いずれも合格に近づく方法だと思います。
AASの弱みは?
弱みとするのは語弊があるかもしれませんが、AASで学ぶとそれなりにコストがかかる点が否めません。
二次試験対策だけでフルに学習しようとすると、20万円くらいはかかってくると思います(←AASに通学されていた診断士同期に聞きました)。
一方、私が一次試験の通信講座でオススメしている診断士ゼミナール(レボ)では一次・二次試験セットで約5万。二次試験対策のみでは約2万で受講可能です。
いずれも現役診断士が講義を展開していて、独学ではなく通信講座や通学で学ぼうという方はどちらもオススメです。
独学ではなく通信講座や予備校にしようかなと検討している方へ
▼AASがオススメなのはこんな方▼
- ある程度のコストが許容できる方
- 受験生同士のつながりを作りたい方
- 現役診断士の講師と面識を持ちたい方
▼レボがオススメなのはこんな方▼
- 一次試験をレボで受講した方
- 松永先生の容姿や話し方が特に気にならない方
- 独学とほぼ同等の価格で二次試験の解き方を教わりたい方
中小企業診断士の二次試験独学者向けAASの再現答案の使い方【コスパ最強】
AASの概要を理解いただいたところで、宝の山であるAASのHPにある再現答案を見ていきましょう。
ただ再現答案を見れば良いというわけではなく、少し作業をしていただく必要があります。作業内容はシンプルです。
- 事例ごと設問ごとに合格者の再現答案をコピー
- その再現答案のマトリックス表をつくる
- 解答フェーズや切り口などをメモする
この3つのステップを図式化したのが以下です。

画像で判別しくに方のために、以下PDFも貼っておきます。
・再現答案マトリックス(ガイドなし)[PDF](612KB)
・再現答案マトリックス(ガイドあり)[PDF](966KB)
マトリックス表はエクセルかGoogleスプレッドシートを使うと便利です。10年以上前の再現答案は必要ありませんが、少なくても過去3年分くらいは分析することをオススメします。
フェーズや切り口・KWなど、少し専門的な用語を記載していますが、以下記事で紹介していますので、まだ読まれていない方はチェックしてみてください。

まとめ:独学者でも一般人でも診断士二次試験の合格答案は書けます!
正直な話、大手予備校の時間をかけて作られた模範解答はマネするべきではありません。
本番の試験時間は80分と限られていますので、よっぽどの天才ではない限り完璧な答案は書けるはずもありません。
欲を言えば、自分が納得できる模範解答を公表している予備校や通信講座を探せるとベターですが、それもなかなか難しいですよね。
なので、再現答案を分析するための時間確保をしつつ、AASの模範解答を1年分購入してみるとか、独学と同等ならレボに申し込んでみるとか少しの投資は必要なのかなと思います。
合格者の再現答案や合格答案を見ていただければわかるように、合格答案は誰でも書けます。
AASの再現答案をコピペするの面倒くさい・・・という方はお金で解決、「ふぞろいシリーズ」を必ず購入しましょう。
合格目指して合格答案や再現答案の分析、頑張ろう!
