一次試験

中小企業診断士の一次試験の過去問の解き方と過去問完全マスターの使い方【独学者向け】

一次試験でおすすめの過去問ってあるの?問題集は必要なの?どれを買えばいい?過去問を使った勉強法を詳しく知りたい!

こういった疑問にこたえます。

この記事で伝えたいこと
  • 【参考】中小企業診断士の一次試験を一発(7ヶ月の勉強)で合格した私の勉強時間と勉強法
  • 独学者が使うべきテキストと過去問とは?
  • 過去問を使った合格に近づくおすすめの勉強法とは?

私は、プロフィールでご紹介している通り、中小企業診断士の一次試験を一発で合格しました。

受験年は平成23年。中小企業診断士の一次試験は8月ですが、平成23年1月から勉強を始めて、約7か月の勉強で合格を果たしました。

中小企業診断士の一次試験は、勉強方法や使うべきテキスト・過去問を間違えなければ、1回の試験で十分合格できる試験です。

この記事では、これから中小企業診断士の一次試験を勉強し始める人向けに、絶対に合格するために必要な過去問を使った勉強法(過去問の使い方)を紹介しています。

先に購入すべき過去問を言うと、診断士試験の独学者は過去問完全マスターを買いましょう。

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【参考】中小企業診断士の一次試験を一発で合格した私の勉強時間と勉強法

過去問完全マスターの本論に入る前に、私の勉強時間と勉強法について簡単に紹介したいと思います。

診断士の試験勉強を始めたときの私はこんな感じです。

  • 年齢:28歳(独身)
  • 会社での立ち位置:下の下
  • 残業:1日1~2時間

年齢は28歳で、独身でした。会社での地位もまだまだ下っ端で、残業は一日平均1~2時間くらいありました。そのため、平日、休日とも一定の時間確保は可能でした。

平日は平均して2~3時間、休日は平均して5~6時間、
中小企業診断士一次試験の勉強をしました。

平日に仕事から早く帰宅できた(定時は午後5時30分)ときは、ご飯を食べて、夜の7時くらいから12時くらいまで約5時間、休日の日は多いときで、10時間くらい勉強した日もあります。

といっても毎日コンスタントに勉強できたかと言えば、当然、残業の多い日もありますので、そんなことはありません。

ざっと計算すると、一次試験は約800時間の勉強で合格できた感じです。

独学か予備校か通信講座か??

私は、一次試験は予備校(通信講座)、二次試験は独学です。

予備校(通信講座)は診断士ゼミナールです。スマホの容量が気になり過ぎてオプションによるDVDで講義を1.5倍速で聞いたあと、勉強した気になりそのまま就寝・・ということもよくありました。

すべてのDVDを見た後、いざ問題を解こうと思っても歯が立たず。。そんな経験をしました。

やはり、人間はDVDで聴講しただけで復習をしないと、得た知識は忘却の彼方ですね。エビングハウスの忘却曲線がそれを表していますね。

参考:エビングハウスの忘却曲線(Wikipedia)

ただ、診断士ゼミナール(レボ)の確認問題付きテキストや1次問題演習講義のおかげか、基礎知識の定着をしっかりと行えたので、短期間の勉強で一発合格を果たせたのだと思います。

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参考:最短合格までの道しるべ

中小企業診断士の独学者が使うべきテキストと過去問とは?

では、いよいよ本題です。

予備校や通信講座に通わずとも、診断士の一次試験は独学で合格できる試験です。しかし、最短合格を目指すなら予備校や通信講座のカリキュラム通り勉強することが無難ではあります。

【勉強法】独学で中小企業診断士合格を目指すならテキストが先?過去問が先?

「資格試験の勉強の仕方は過去問から」というフレーズをよく見かけます。私も王道スタイルだと思います。

ただ、私はテキストから読み始めるタイプです。ある程度時間を確保できる方であれば、断然、テキストから読むべきです。

電車に乗っている時間や会社の休憩時間などに簡単に読めます。テキストを読んでいるだけで勉強した気になれます。実は、勉強した気になるのもモチベーションのためには必要です。

また、テキストをある程度読んでから、過去問を解いたほうが、後々の理解が早くなります。要は時間短縮です。

学校の勉強でも、予備校の学習スタイルでも、某有名な学習塾であっても、最初はテキストから入ります。

テキストを一度読んでおけば、過去問等を見たときに、「あ、なんか知っている言葉だ」、「でもこの単語がなかなか思い出せないな」そう感じることも多いと思います。それが大事です。

なんか脳科学的になりますが、思い出そうとする力が大事なんです。思い出せても、思い出せなくても知識定着が不安定であるため、必ず、その過去問を解き終えたら、テキストを見て復習するクセをつけましょう。

その過程こそが、知識定着の最短ルートだと思います。

エビングハウスの忘却曲線的に考えれば、夜勉強したことを朝もう一度復習すると知識定着が進むと言われています。

ただ、夜型勉強の人、朝型勉強の人など千差万別だと思いますので、そこまで科学的にやらなくても良いと思いますが。

独学者向けに一次試験で必要なテキストや問題集、過去問についてはこちらで具体的に記載しているので、ぜひチェックしてみてください。

中小企業診断士の一次試験のおすすめテキストと過去問【独学者向け】独学で中小企業診断士の一次試験を目指す方向けにおすすめのテキストと過去問、問題集を紹介しています。あわせて、最短合格するための勉強法もお伝えしています。...

中小企業診断士の独学者は絶対に購入するべき過去問完全マスターとは?【使い方と勉強方法を解説】

過去問完全マスターの話をする前に、診断士試験にとっての過去問についてちょっとだけ紹介しておきます。

普通の社会人でも私みたいにそれだけ時間を確保できれば合格するさ・・
と感じている皆さまも多いのではないでしょうか。

忙しく働きながら中小企業診断士試験を独学で目指す人が1~2年の短期で合格するためには何をすべきでしょうか?

その答えは、過去問です。

【独学者は厳守】中小企業診断士の一次試験では「過去問は2種類」やるべき!

過去問は大手予備校など多くのところから市販されています。購入するのに迷われる方も多いかと思います。

答えは簡単で、TACでテキストを購入したなら、TACの過去問を買いましょう。解説に一貫性があるから。

過去問を2種類やりましょう!という理由は以下のとおり。

1.試験と同じ形式の過去問

まず、一つ目の過去問は、試験と同じ形式の過去問をやりましょう。

ただ、試験形式と同じ過去問はある程度勉強が進んで時間を確保できたときに解くべきです。さらに試験時間と同じ時間で、時間を測りながら解きましょう。

復習もその日のうちにしたほうが良いので、試験時間プラスアルファのまとまった勉強時間を確保する必要があります。

試験の直前期などは、この学習スタイルをおすすめします。

ただ、まだまだ学習途上の場合は、試験形式と同じ過去問では効率が悪い。復習にも時間がかかり、知識の定着度合いを理解できないからです。

2.論点別に整理された過去問

では、学習途中ではどの過去問をやるべきか。

選択肢は1つです。

皆さまもわかりましたよね?答えは、過去問完全マスターです。

同友館出版、中小企業診断士試験研究会が出している、過去問完全マスターです。

独学で鉄板!過去問完全マスターの魅力を大公開

では、超おすすめの過去問完全マスターについて、その魅力を紹介したいと思います。

魅力1:論点別

なんと言っても、この論点別が非常に良い。

勉強進捗によって学んだ論点の過去問を解けて、インプットしてアウトプットする勉強のスタイルを確立できます。

テキストを読んで、問題を解いて、解説とテキストで確認して次の論点へと、勉強のしやすさで言ったら抜群です。論点別に確認ができるので、知識の定着も早いです。

さらに、出題頻度の高い順に掲載されているので、60点で合格点という診断士の一次試験において、頻出論点を重点的に勉強するスタイルに向いています。

中小企業診断士試験研究会の自作問題ではなく、過去問が論点別にまとめられているので試験形式の過去問を解くときに同じ問題を目にします。良い復習になりますし、回転数も増やせるので大変便利です。

忙しく働きながら診断士試験を独学で目指す人にとって、効率的な学習は絶対条件です。何年かに一度しかでない論点は、勉強をしなくても60点は取れます。100点を目指してはダメです。

クレアールという予備校は、「非常識合格法」を薦めています。本を読めばわかるのですが、この考え方は非常に有用です。試験勉強を始める前に一度読んでおくと良いと思います。

クレアールに資料請求をすると、診断士の「非常識合格法」を無料でゲットできます。100名限定ですので、お早目に。必ず備考欄に「非常識合格法プレゼント応募」と記入してください。

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魅力2:過去10年分収録

さらに、過去10年分も収録されているのも魅力の1つ。

一次試験の特徴の1つに、5年以上の前の問題が形を変えて出題されることが多い点があげられます。ちなみに他の大手予備校が出している過去問集はだいたい5年分が主。

資格の大原のトレーニング問題集には少しだけ劣りますが、過去問完全マスターをしっかりこなすだけで合格が見えてくると思います。

魅力3:一問一答

この一問一答形式も便利です。電車の中や仕事の昼休みなど細切れ時間やスキマ時間に解くことができるので、忙しい社会人にはうってつけの過去問集だと思います。

ぜひ、過去問完全マスターを中小企業診断士一次試験のコア教材として、活用してください。

私が中小企業診断士の実務補習で知り合った方は、二次試験がなかなか合格できなかったみたいで、一次試験を毎年のように受けたそうです。4回一次試験を受験して4回とも合格されたそうです。すごい根気ですね。

その方も過去問しか解いていないみたいで、使っていた教材は過去問完全マスターとのこと。4回ではなく、ぜひ1回で合格を勝ち取っていただければと思います。

まとめ:独学者は過去問完全マスターで中小企業診断士を突破せよ!

KING
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中小企業診断士の一次試験で絶対に勉強のコア教材として使ってもらいたい過去問完全マスターについて魅力を紹介しました。

予備校及び通信講座では診断士ゼミナールの一次問題演習講義診断士ゼミナール(レボ)や大原のトレーニング問題集が秀逸ですが、独学で診断士合格を目指す方は「過去問完全マスター」は絶対に買うべきだと思います。

ぶ厚い本ですが、勉強のしやすさ・知識定着のしやすさで言えば市販教材の中でピカイチです。

最短合格法はこちら

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診丸(しんまる)
中小企業診断士の診丸(しんまる)です。 平成23年に中小企業診断士一次試験合格、平成24年に中小企業診断士二次試験に合格しました。 受験中はサラリーマンで、プライベートでも結婚という一大イベントもありながら、私のような普通の人が2年で中小企業診断士試験に合格した勉強法を中心に診断士の全てを紹介します。

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